ヴォクソールグラスとミラーグラス
コレクタブルなヴィンテージジュエリーのひとつであるミラーグラスのジュエリー。
フラットなグラスの裏にフォイルを貼付けることによってミラーのような輝き方をするグラスで、ジオメトリックなファセットに、シンプルでストレートな独特の輝きが特徴。
チェコで生産され、1930年代頃のアールデコのジュエリーに使われた、価値の高いヴィンテージグラスです。
このミラーグラスを多くの売り手がヴォクソールグラスと呼んでいるのですが、オリジナルのヴォクソールグラスとは、ジョージアン期の1770年頃、イングランド郊外のグラスファクトリーで作られたのが始まり。
グラスの裏にフォイルを貼り付け、高価なジェムストーンに替わる魅力的なグラスとして、ヴィクトリアン後期の1880年代頃まで作られていました。
ミラーグラスと作りの基本は同じなのですが、やはりヴィクトリアンのアンティークの
ヴォクソールグラスと、アールデコ期にチェコで作られたミラーグラスを、同じものとして扱うのには違和感があります。
この二つを分けるためにも、CHIROL VINTAGEでは名称を区別しています。
ヴォクソールグラス自体は良い状態で残っているものが数少なく、あまり出会うことがありません。
希少価値もあるヴォクソールグラスですが、決してミラーグラスがそれに劣るというわけではなく、アールデコ期のミラーグラスジュエリーはそれはそれで美しく、デザインにも優れています。
ハイジュエリー同様に扱われているものも多く、なかなか買い付けできるリーズナブルなものには出会えないのですが、デザインの素晴らしいミラーグラスジュエリーをもっとご紹介できればいいなと思っています。
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