ヴィンテージ サフィレットグラス
アンティークグラスの中でも別格の存在であるサフィレットグラス。
19世紀半ば頃からグラス生産で盛んなチェコで作られるようになりました。
グラスにゴールドを混ぜ込んで作られたと言われ、オペークなブラウンがかったピンクのグラスはそれだけでも美しいですが、その最大の魅力は、光を通すと内側からブルーの光が滲み出すようにグロウすること。
角度によって違った不思議なカラーを放ち、一度見たら忘れられない独特で神秘的な輝きは本当に美しく、コレクターもとても多いグラスです。
20世紀に入ってゴールドの価値が上がり、生産が途絶えため、現在でははっきりとした作り方さえ分かっておらず、とても希少価値が高く、ジェムストーンのように高価に扱われています。
そして、アールデコ以降にドイツで作られるようになったのがサファリーングラス。
実はサフィレットグラスもサファリーングラスについても、記述がほとんど残っていないため、正確な情報はとても曖昧です。
サファリーングラスは20世紀に入って作られた、サフィレットグラスをコピーしたグラスとも言われています。
サファリーングラスもサフィレットグラスとして扱われることがほとんどで、2つを区別しないディーラーやコレクターもいますが、個人的には、19世紀のアンティークなサフィレットグラスの方が、ブルーの発色が格段に強いように感じます。
現在はもう作り出すことができない幻のサフィレットグラス。
ぜひ手に取ってその美しさを感じていただきたいです。
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